ゴミ捨て場

命を大事にしな

2019/12/30 伊藤かな恵 10th Anniversary LIVE「カナエルケシキ」 東京公演

まずライブ見てて思ったんだけど何人かの声優のファンになって多分10年くらい経つけどあれですね、世界一かわいいとか誰よりもね君の理解者でいたいよっていう感情は割と共通して持ちうるんだけど、結婚してくれって思うのは誰にでもってわけじゃないなっていうか、衣装替えてきてからの伊藤さん見てあっやっぱ結婚してほしいっていう感覚この人だけなのかな?って感じがあった。あとあんまいいたくないけど正直結婚してくれっていうかママ・・・ってなる瞬間もあった。

わかんないけど最初に見た声優をママと思うみたいなのがあるのかな?知らんけど。でも年上っていうのは大きいのかなって。たかが年の差でとか思うけどやっぱりそういうのあるわ。みんな若いうちに年上の声優好きになったほうがいいよ。それだけはまじで思う。


2曲目で急に「君のBirthday」歌いだしてウオオオちょっとまってって思いながらじっと聴き入っていたけど10年(マジでこの曲に関してはちょうど10年なんですよね)越しに日奈森あむちゃんのキャラソンの生歌を聴くとかいう夢としか言いようのないもの(当時は個人名義楽曲の生歌を聴くことすら夢のようなものだったんだけど)を目にしてこう、あっ生きてきた意味あったんだなっていうか、あっこういうことまじであるんだ・・・すげえ・・・なんだこれ・・・みたいな、なんかそういう感じになってた。どういう感じだよ。

やっぱこう好きな声優に関してこれっていうキャラソンってあるじゃないですか。誰しも。キャラソンじゃなくてキャラクター単位でもいいけど。でもそういうのって大抵の場合、聴ける機会は訪れることなく時は過ぎていき、いつの間にかこれが聴きたいやってくれ頼むっていう気持ちもいつの間にかしぼんで忘れられていくわけじゃないですか、よほどの俺と声優の聴きたい曲と歌いたい曲が一致する奇跡みたいなのが起きないとね。

まあ他の声優でそれを経験はしてないわけではないんですけど伊藤かな恵さんに関してはそもそも歌を歌うということ、というと語弊があるので言い直すと人前で生演奏付きで歌うことに対してそもそも消極的な部分があったわけで、そういうのってまず望めないよなって思いながらもデビューN周年とかしゅごキャラN周年とかでなんかないかなとかなんかそういうのを妄想するだけしてたみたいなところがあったわけなんですよね。

まあ長ったらしい背景とかは置いとくとしても、とにかく日奈森あむちゃんのキャラソン聴ける日が来たという事に純粋に感謝したいなって。

この曲を今改めて歌うということに対する想いというのもMCで語られたんだけど、その中で伊藤さんのあむちゃんに対する解釈についての結構真面目な話があって、こういう話じっくり聴ける機会これまでなかった気がするので良かったかなと。


歌がね、うまかったのがね、あれ??????って思った。まじで?こんなにまともに普通にCD音源ぽく歌えてたっけ???っていう。いや失礼な物言いしてるのはわかるんですけど、こんなうまくなかったよなって。もしかしたら2年前の時点でこれくらい歌えてたかもしれないんだけど。

オタクが持ち出す声優の「成長」とかいう概念まじでクソだと思ってて(声優側からオタクが喜ぶからって自分から押し出してくることがあるのもしんどい)、僕はしゅごキャラキャラソン歌ってた頃のあの頃の歌唱が好きだし、それからうまくなったからといって昔より良くなったともいう気はないし、瞬間瞬間の歌唱にユニークな魅力があると思っているので、こういうのを見て成長したな(泣)とかいう気まったくないんだけど、でも10年間で伊藤さんの歌唱がこういうふうに変わっていくことに対しては素直にリスペクトしたいって思った。


MCは一緒に参加した人も言ってたけどすごくうまくなってて、あーちゃんと33歳だな、って思った。昔からバンドメンバーに無茶振りしてはいたけど絡みが割ときつめになっている気がした。nano.RIPEゲスト参加したときも感じたけど。プリチャンのめが姉ぇさんにちょい被って見えて面白かったしもしめが姉ぇさんに引っ張られてる部分があるとしたらちょっといい話じゃないかなって。違うかな。


なんか大晦日の更新になってしまった。これ読んでる人いるか知らないけど今年も1年ありがとうございました。良いお年を。