ゴミ捨て場

命を大事にしな

創傷イノセンス発売日前日に思うこと

発売前にどこかのタイミングで思っていることを吐き出そうかと思ってたんだけど結局フラゲ日になってしまった。

もうこんな時間だけどどうせ眠れないので書きます。こういう記録をつけていくのって多分大事だと思うんだよね。

月日が経って見返しても死にたくなるか殺したくなるだけだと思うけど。

多分内田真礼さんのファンの方が読んでも不快に思う可能性のほうが高いので読まない方がいいと思います。


歌手デビューそのものに対しては前々から期待していたことで特に抵抗はなかった。昔は声優が歌をうたうことに対して色々と思うところがあったんだけど伊藤かな恵さんをずっと見続けていてその辺のあれはいつの間にか溶けてしまっていた。

ただしレコード会社がどこになるのかというのは心配に思っていた。

まあHoly Knightの時点でOPを歌わせてもらったり、ミニ・ライブしたりということをしていてそれからもずっと内田が関わってきているポニーキャニオンで間違いないだろうというのはほぼわかっていたのだけれど、ポニーキャニオンという会社に対する、何というか、信用ならないということではなくなんかズレてるというか、他の会社ではやらないようなこと、こだわらないようなところに無駄にこだわるところがある、それからプロモーションに関してあまりこちら側の空気を読まないでやりたいようにやっちゃう(わかりやすいところでいうとTwitterアカウントでの宣伝のやり方とか)会社だと思っていて、それもかなり強硬な意思を感じさせるから、一言で言うと面倒な会社、というイメージがあった。

そこに内田が所属するということは彼らの俺様ルール、ぽにきゃんクオリティみたいなものと付き合っていかなければならないということで、それははっきり言ってあまり喜ばしいことではない(内田ではなく僕自身にとって)と思っていた。

ただ既に所属しているアーティストを見ていれば分かる通り、寒いとかそういうのは置いとくにしてもプロモーションの量というのを考えるとかなり信頼できる会社であって、実際にデビューが決まって今日までのことを思い出すと各声優誌に特集組んでもらったりCMもちゃんと打ってたり(これまたお寒いフレーズが飛んできたりするんだけども)、公式サイトもかなりしっかりしていて、PVもちゃんと作るし、という所はまあこれまでお世話になっていた(る)ランティスと比べると大分マシだと言える。

なんていうか、まだぽにきゃんとの付き合い全然だし、これからだと思うけど、多分色んな場面でウッってなる事はあるんだろうなあ、っていう程度に思っている。


まあ上で書いたようなことも大事なんだけど結局歌が重要なのであって、そこについてまず第一印象どうだったかというと、曲のタイトル、作曲者というのを見た時点で「僕が見たかったアーティスト内田真礼が本当に産まれるかもしれない」という期待を持ったのは事実で。

公式サイトのデザインもなんだか真っ黒だしゴリゴリのロックとか言ってるし、プロデュースする側もちゃんとわかってんじゃん、とは思った。

まあよく考えればガチの新人だった内田にいきなりあのHoly Knightを歌わせていたわけなので、そこは心配しなくてよかったのかもしれないけど、でも本当に内田が歌手として活動している自分の中にあったイメージとの乖離がかなり少なかったので、なんだこれすげーなってなったのは本当。

で、実際に聴いてみてどうだったかというと、思ってたよりRON君ぽさは無かった、というのと、完全にシリアスな方面に倒しきった曲にはなっていないかな、というどこか引っかかる感じの印象をまず抱いた。

これだけいうとネガティブな感想だけになってしまうけど、事前に期待していたハードルはちゃんと超えてくる程度にはロックな曲になっているし、PVも公式サイトやイメージ写真通りのカッコいい映像仕上がりになっていたので期待値を下回ったということは全くなかった。

ただし僕は人を殺すような目をしてHoly Knightを歌う彼女がどうしても忘れられないので、本当に「ロック」という言葉しか出てこないような、シリアス一辺倒でいってほしかったという思いがないといえば嘘になる。

本人が色々な場所で語っていることではあるけど、レコーディングは2度実施していて、1度目のレコーディングでは今よりもっと激しめでかっこいい感じ(この時はおそらくまだRON君成分強めだったと推測される)だったけど、それから時間を明けて「自分らしさ」みたいなものを考えなおして、2度目のレコーディングはその「自分らしさ」を付与してアレンジを加えていったということで、その結果できたのが創傷イノセンス、ということなんだけど。

「自分らしさ」というか「内田真礼らしさ」って、聴く側で感じ取るものであって作る側であまり意識しなくてもいいんじゃないの?というのをこの話を聞いてまず思った。「内田真礼はロックだ!」というのであれば、既存の「声優・内田真礼」としてのイメージになんて引っ張られずに、何も考えないでがつんとやっちゃえばいいじゃないって。そもそも俺の「内田真礼らしさ」なんてお前ら(誰だよ)にそんな簡単にわかってたまるか、わかってるつもりでいるのか?ってなる。とにかく、そんな簡単にファンを分かった気にならないでほしい。

「中二」なんてそんな言葉持ちだす必要ないし、せっかく「ロック」って宣言しているのに、そんな茶化すような言葉使ったら、そりゃ中二病でも恋がしたい!の六花ちゃんを演じる内田真礼ちゃん、が好きな人は別としても、冷める人だっていると思う。

それにそんな今しか通用しないかもしれない言葉使ったら数年後この曲はどういう存在になっちゃうの?ずっと「中二声優の内田真礼」でなんていられるはずがないのだし。今だけ注目されればいいなんてこともない、ずっと愛され続ける曲を作っていかないといけないはず。だから僕はこの曲や内田真礼のスタイルに対してそういう言葉を使うことに対してはたとえ本人であったとしても受け入れる気は今のところない。

内田真礼の既存のキャラ、もっと言ってしまえば既存のファンのことなんて一切考えないで、音楽に対して「ロック」な態度で望んでほしいというのが僕のわがままです。

内田真礼らしさ」なんてこれから作っていけばいいものだと思う。アーティスト内田真礼は今生まれたばかりなんだから。

めちゃくちゃこれからの内田真礼を楽しみにしてるからこそ言いたいことも多くなっちゃうんだよ。わかれよ。

なんかもう全然まとまってないし何がいいたいのかわからない文章だけどとりあえず吐き出すものは吐き出した気がするんで寝ます。