ゴミ捨て場

命を大事にしな

「Charlotte(シャーロット)」ミニライブイベント 記録

Charlotte(シャーロット)のミニライブイベントに行ってきましたのでその話です。

ハロハロの話しかしてないのと途中からレポじゃなくなるのと文章が冗長なのでご注意ください。


会場は横浜プレミアホールというところで、聞いたことのない会場だったけど横浜だし近そうでよかったと思っていたら、横浜駅から30分位ブルーラインで移動しないといけなくて本当に横浜なのかと思った。

内田真礼さんに1年近く手紙出してなくてあれだったのとシャーロットの最初で最後のイベントである可能性があったので、現地についてから手紙を書いた。

開場ギリギリまでかかった上に案の定長すぎて4枚5枚コースだったので下書きから一部の文章を無理やり削除して3枚に収めた。ファンレターは計画的に作成しようと思った。

久しぶりのオールスタンディングで入場してから1時間位立ってないといけなかったのがとてもつらかった。あとオタクたちが少しでも隙間があるとそんなところ入ってもステージ見えないの変わらないのに入り込んで人口密度をあげようとするのでそれもつらかった。何故なんだろう。そういう習性があるのだろうか。

開演時刻になるとすぐさまライブが始まった。ハロハロからだった。

1曲目発熱デイズ。髪型は珍しくウェーブがかかっていてよかった。茶髪に似合う髪型だと思う。

ぶっちゃけあんまり見えない位置にいてよく表情は見えなかったんだけど歌声を聴いてるだけで1曲目からアクセル踏みこんでる感じがすごかった。あーこれ僕が見たかったやつかもしれないなーと思った。来てよかったなと思った。

1曲目終わってから明らかに喉に負担が来ているのがわかった。あんまり見えなかったけどお水もごくごく飲んでいたような気がする。

2曲目Real。この曲はアルバム曲の中でもかなりかっこいい曲でやってくれて嬉しかったんだけど、これは発熱デイズに比べてもサビでの喉へ負担が更にエグい曲で、特に高音ロングトーンの箇所など既に声がでていなくなっていた。

3曲目シンガーデイズ。この曲が一番聴きたかったのでやってくれて良かった。もう割と喉がぼろぼろになっていることが露骨に歌声に現れていた。Cメロ歌い終わりに(大声で叫んでたーのあと)Ah-って叫ぶところがあるのだけど、完全に出てなくて、本当に限界っぽいなあと思った。つらそうなのが見ていてよくわかった。でも僕は特にそれが悪いことだと思わなかったし、不安な気持ちにもならなかった。

3曲目歌い終わった所で一旦ステージから本人がはけた。しばらくして出てきて話し始めたと思ったら、声が完全に別人みたいにガラガラになっていて、もうこんななんで、ひとまず私のライブパートはここまでです、ということでトークパートへ。まだ歌う予定の曲がきっとあったのだろうなと感じた(実際あった)。

トークパートで麻枝さんの歌は難しいという話題があって、普段はお客さんと一緒に盛り上がれるようなライブを志しているが、ハロハロの曲の場合は難易度的なこともあり、歌をうたうことに集中するようにしているというようなコメントをしていた。

ハロハロの曲の良さがこの言葉に隠されているように思った。僕は、好きな声優の「歌をうたう」ところが見たかった。

「ライブ」ってなんなんだろうというのを考えると、ひとことで簡単に言うと生の迫力と言えば良いのか、その場にいないと感じ取れない何かを歌声や表情や佇まいから感じ取れるようなものだと思っていて、僕にとっては生の歌唱(=ライブ)を見ることの価値はここにほぼ集約されている。

ハロハロの曲は、シンガーデイズにしろ、Realにしろ、そういう何かを引き出してくれる曲なのではないかなという確信が初めて聴いた時からあって、実際に期待していたようなライブを見ることが出来たという感覚があった。

一応フォローしておくと、個人名義での歌手活動でこれまでいろんな場で見せてくれたライブパフォーマンスは、端から端の客まで満足できるような工夫があって、端の席にいる僕の方まで移動してきて目線をくれたり、笑顔を崩さずかわいい振り付けを踊っている所を観ているのは、幸せな気持ちになるし、これがダメだと言う気は全く無い。

でも、どうしてもそれだけでは完全には満たされないと心の何処かで思ってしまっているというのも、否定出来ないというのは確かだった。

今回のような「ライブ」が見られたのは、「Holy Knight」発売記念イベントでのミニライブ以来だったのではないかという気がする。あの時もそうで、客の方など見向きもせずに、ただ無心で歌をうたっていた。時期が時期で人前で歌を1人で歌うのが初だったというのもあり、ガチガチに緊張していたということもあったかもしれない。

あの時に比べれば、まだ客を楽しませようと言う配慮を感じさせられるようなパフォーマンスは見られたが、全力で歌をうたうという態度が1曲目からひしひしと伝わってきた。気合が入りすぎていて若干前のめりになってしまっているという感じすらあったが、その結果が、たった3曲程度歌っただけで限界を迎えてしまったガラガラの喉ということであれば、そこに対してネガティブな態度を取る理由は個人的には何もない。

元々歌がそこまでうまい方ではなく、ライブでは歌詞飛びもよくやっていた別の声優のイベントによく通っていた時期があった。

その声優に対してライブでのミスへの言及は、ファンレターでもラジオでもブログコメントでも、本人の見ていない場でもしようとは思わなかったし、もちろんライブ中も声掛けなどせずに、自分は黙っているべきだと感じていた。

何故何も言う必要がない、むしろそこに反応するのは本人に悪いだろうという、その時の気持ちを、あのガラガラの声を聞いた時に少し思い出した。

あの姿を見て、心配するだの励ますだのといったリアクションを返すのは彼女に最も失礼なことだと思ったし、たった3曲でリタイアという結果が現にあるとしても、僕は彼女を信じて2月28日を迎えるべきだと思った。

話を戻して、最後に、アンコールで歌われた楽園までについて。ZHIENDのライブの間の休憩で喉は復活していたようで何よりだった。歌い出しの歌詞が、「まだまだこの旅はきついものになるなんて」だったのが、今の内田真礼そのものを言い表しているように感じてしまいエモかった。この曲はオーオーオオオオーオーオーオーとコールを入れるところがあるけど、あんなにコールを入れるのに積極的になれたのも久しぶりだし、純粋に楽しかった。

ともかくシャーロットという作品は、ハロハロとハロハロの楽曲と今回のライブを提供してくれたという点でだけ見ても個人的には感謝すべきものだと感じさせられた(強引に作品を褒めて締めた)。

How-Low-Helloミニライブセットリスト

1. 発熱デイズ

2. Real

3. シンガーデイズ

トークパート

ZHIENDミニライブセットリスト

1. Ray of Light

2. Live for You

3. Clouded Sky

4. Fallin'

アンコール

1. 楽園まで(how-Low-Hello)※本当はこの曲は本番の4曲目で歌って、この枠ではBravely You(How-Low-Hello Ver.)を歌う予定だったらしい。

2. Trigger(ZHIEND)