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命を大事にしな

ネットワークはなぜつながるのか 1

本書の構成

  • ブラウザにURLを入力してからホームページが表示されるまでに起きていることを順に見ていく。

ネットワークの全体像

  • ブラウザでwebサーバーへアクセスするという動作の全体像を見てみると、以下のように単純なものと考えることが出来る。
    1. ブラウザから何らかの要求をwebサーバに送る
    2. webサーバはその要求に従って動作し、結果をブラウザへ送り返す
  • このアプリケーション間のやり取りを実現するため、ブラウザとwebサーバ間でやり取りするリクエストやレスポンスを相手側へ運ぶ仕込みが必要になる。
  • 正確に宛先のコンピュータを識別し、さらに途中でデータが欠損したり、壊れたりしないような対策も必要である。
  • この仕組みはOSに組み込まれたネットワーク制御用ソフトウェア、スイッチ、ルータなどの危機により役割を分担しながら実現する。
  • 基本はデータを小さな塊に分割し、パケットという単位で運ぶ点にある。
  • パケットごとに運ぶのは郵便や宅急便の仕組みと似ており、パケットが手紙や小包に相当し、スイッチやルータが郵便局の集配場と考えればよい。
  • 家庭や社内のLANでもインターネットでもこの仕組みは変わらない。
  • このようなデータを運ぶ仕組みと、ブラウザやwebサーバというネットワークアプリケーションという2つの要素でネットワークは構成されており、これがネットワークの全体像であると言える。
  • 本書では以上のようなネットワーク全体の流れを一つ一つ追いかけながら説明する。